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会長と風紀委員長(警護役らしい)が真ん中、他の生徒会と風紀委員はそれぞれのポイント前で待機。
ちなみに一グループ七、八人で回ってもらう。
俺は初めのポイントの係だったんだけど、これ地味に疲れるんだな…
やっと最後のグループだ…
「やった、着いたよ!謎の役員さまがいらっしゃる!!」
「あれ」
「あ、先輩ー、どもっす」
また会ったなとか言っているとヒソヒソ声が聞こえる。
同じ班のチワワ組がどこで知り合ったの?とか、あんな変な男がどうして?とか言っている。
やっぱり変な奴扱いなんだな。
「じゃあ、高等部について教えてあげましょう」
中等部も高等部も大して変わらないから、看板に書いてあるようなことはあちらも知っているはずだ。
とのことだったので、担当の人員が適当な雑学を添える。
「数学科に凄いイケメンの先生がいるんだが、この人実は二ノ葉双子と従兄弟だ」
「えっそんな…」
俺はぶっちゃけそんな大したこと言えないので、取り敢えず生徒会を絡めたどうでもいいことを話していたのだが、これが意外とウケがいい。
チワワの一人に双子ファンがいたらしく、何故か彼は倒れた。
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