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「………ぁっ、…ひっ、は、ぁ…」
うーん聞こえてきましたねー。
千のナビゲートによって走るたび、声が大きくなってくる…
流石の俺も本物を見るのは初めてなので、興奮とかそんなのより緊張が大きい。
そもそも多分事件だしねこれ。
「あっあ、…も、や、ぁあ…っ」
「オラッここがいいんだろ!」
もうだいぶはっきりと喘ぎ声が聞こえる。
そこまでだぞ!801モブ!!
「…とき、」
「どうした千」
「お、れ、無理…とき…」
千が縋るように名前を呼んでくる。
走っているのに千の顔は真っ青だ。
こういうやらしいことに耐性がないというか…………トラウマ持ち?
「わかった。ここで待ってろ」
到着!!姿確認!!!
801モブは高等部二年!
被害者は中等部生の模様です!
「そこまでだ!」
俺はヒーロー然として飛び出した。
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