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「大変だ、今すぐ千のところに行かないと!千が怖がってる!」
「行ってど~すんのぉ?さぁちゃんもとっきーのこと巻き込みたくないから言わないんだと思うけどなぁ」
「じゃあどうするんだよ」
「それを考えるためにとっきーをウチに呼んだんだよ~」
なるほどその通りかもしれない…!
俺も少し落ち着いた方がいいな…よし。
「三枝くんとそのストーカーになにか関連性はあるのか?」
「ん~、それがまだよくわかんないんだよねえ。三枝くんも転入してきたばっかだしぃ」
ちなみに三枝くんが転入してきたのは冬休み明け、千がストーカー被害に悩みだしたのが二週間くらい前だそうだ。
「…うーん、俺、三枝くんに会ってみるよ。何組にいるんだ?」
「もお~、すぐ手を出すんだねえ。うん、えっとね、三枝くんは8組だよ。千と同じクラスみたいだねえ」
「よし、サンキュー。明日にでも行ってみる」
「ファイト~。おれももう少し調べてみるねえ」
完璧にこなせるようになったウインクをぶちかませば「ひゅう~、いけめ~ん」とかなんとかどっかで聞いたような返しが返ってくる…
漢逢坂時頼!頑張ります!!
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