第一章 これからよろしくホモ学園

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やばい……やばいしかいえないくらいやばい……… しょっぱなからこれ…他の兄ちゃんたちが霞むじゃん… やばい…どうせホモなんだろ…早く…もうモブでも良いから誰か会長と絡んで…ねっとりと…! 萎えかけるホモ欲を半ば強引にいきり立たせていつも通りの俺を保とうとする。 んん、 あーオーラがまずやべえよ… サラサラの黒髪、目は…紫?すっげぇキレー。 青白くはない、絹みたいな真っ白い肌、 美しく浮き出た喉仏、 老若男女を虜にするような通りの良い、そして耳に残って頭から離れない極上の低い声(声優なんて目じゃないな)、 スラッと伸びた手足… おいおい、ホモ小説…お前から得た言葉が全く使えないっつか当てはまらないっつか…役に立たないんだが? 俺の語彙じゃとてもとても表しきれない、奇跡みたいに美しい少年だった。 俺、間違ってたよ。 現実の会長はやっぱり攻めかなって思ってた… でもやっぱり、こんな凄まじいレベルのイケメンが攻めでいるのはもったいないよ。 会長の…いろんな表情が見たい。 頑張って副会長!俺、情報収集を怠るつもりはないから。 できるだけ色々な場所で大きめの声で惚気て下さい! 白銀長髪美人系(多分腹黒)×黒髪短髪全方位型イケメン(きっと俺様) とかいうビジュアル的にも対照的なお二人さんおいしいです…もっと…もっと………
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