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まぁ別に出てもいいけどまがい物でもある自分が出て良いのかわからないし……
アリス「なら私も出ようかしら♪」
アッシュ「君が出たらダメでしょ(苦笑)」
アリス「え~……楽しそうなのにぃ~」
アッシュ「君が出たら悟りでダメでしょ?」
アリス「妖怪でも悟り使うやつはいるでしょ」
アッシュ「まぁ、そりゃそうだけどねぇ……」
リン「フフフ
さて、頑張らなきゃ♪」
楽しそうにお皿を片付けながら、また薙刀を持って頑張って鍛える。
ちなみにアッシュが手合わせを頼んだらちゃんとしてくれてしかも結構強かった
手合わせをずーっと見ていてアッシュが少し本気を出していたのをアリスとエドは気付いてちょっとハラハラ……
二人とも怪我をしないか……
* * *
次の日、みんなは部屋で花札をしていたのだがお婆ちゃんが慌てて部屋に入ってきてリンが怪我をしてしまったことを知り、仕事場である甘味屋へ
アリス「ちょっと大丈夫!?」
リン「はい……仕事中に……
後ろから押されてしまいまして……」
アッシュ「それで足を?」
青くなっていて、エドが診るとヒビが入っていた。
たぶんしばらく安静にしないと……
リン「これじゃあ祭りに参加できません……
リオン、ごめんなさい……」
リオン「いいよ……」
アッシュ「とりあえず屋敷に戻ろ?
僕が運んであげる」
リン「はい……」
お姫様抱っこして、アッシュは屋敷へと戻るために甘味屋を出る
出てすぐ、昨日の妖怪達がニヤニヤしていた
「おやおや鬼姫様、足をどうしたのですぅ?」
「これじゃあ明後日の祭りには参加できませんねぇ
鬼一族はもう終わりですなぁ」
この口ぶり……
アッシュは目を細めて彼女をお姫様抱っこのまま、片手でアッシュはリンを抱き直して空いた手でリオンの頭に触れる
アッシュ「………そんなことないよ
僕とリオンが出る」
「あ?」
ドロンッとアッシュは変化(ヘンゲ)する
アッシュ(鬼)「僕も鬼だからね
明後日の祭り……、売られた喧嘩の分は返さないとね」
「………ちっ……」
舌打ちしながら何処かに行く
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