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ノーヴェ「それはない、多分その名前を使ってるってだけだ」
零「そっか」
ノーヴェ「ただまぁないとも言い切れないんだよな。」
零「へ?」
ノーヴェ「なんでもない、そんなことよりそのことで悩んでた訳じゃないだろ?」
零「あー、うん。なんであんな風に喧嘩してるのかな、って思ってさ」
ノーヴェ「分からないけど力を試したいとか、喧嘩したいとか、もっと言えば誰かを傷つけてやりたいって思ってるからかもな」
零「そうなのかな、けどさ怪我させるのはよくないよ」
ノーヴェ「そうだな」
零「あの写真の人だって格闘技やってるんでしょ?そう思ったらなんか分かんなくて・・・ムカムカしたんだ」
ノーヴェ「なんでだ?」
零「格闘技って確かに傷ついたりするよ、怪我もする。けどさそれだけじゃないでしょ?強くなって嬉しいとか誰かと競い合って仲良くなることとか・・・そういうこともあるでしょ?」
ノーヴェ「あぁ、お前の言う通りだな。お前はただ相手を傷つけるためだけに格闘技を振るったあいつが許せないのか?」
零「・・・そうかな?うん、そうかも」
ノーヴェ「それはお前が本気でストライクアーツっていう格闘技をしてるからだ。お前が本気で打ち込むものが汚されたから許せないって思ってるんだ。」
零「汚されたから許せない、か」
ノーヴェ「お前もいっちょまえに格闘家になってきたってことだよ。」
零「・・・うん」
・・・それからギンガとゲンヤが帰ってきて
零「いただきまーす!」
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