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零「姉さん達と後ヴィヴィオ、あのイクスって人のお見舞いにいくんでしょ?俺が行ったら邪魔じゃないかなって」
イクス・・・イクスヴェリア、ベルカ時代の王の一人であり過去の事件で現代に甦り・・・今は眠っている女の子
スバルやヴィヴィオ、そしてノーヴェ達の友人である彼女のお見舞いに明日向かうのだ
零も一度ついていったことがあった。
零「よく分からないけど、あの時間は大切な気がする。皆がイクスさんに声をかけて、触れる時間は大切なんだ。そこに関係ない俺がいたら邪魔じゃない」
ディエチ「んー、言いたいことは分かるんだけど、気にしすぎじゃない?」
零「いーの、俺が決めたことだから。それに折角の休みなのにぐっすり寝ないのは勿体ない!」
リスタ「それが本音か、絶対に起こすからな」
・・・翌朝
零「ふぁぁ・・・おはよリスタ」
いつもより遅めに起床
リスタ「意地でも起きなかったな、何度も起こしたのに」
零「俺の勝ちね。さて朝ごはん朝ごはん~」
リビングにいくと机の上にラップされた朝ごはんが
零「皆もういったのか」
リスタ「当たり前だろう」
零「じゃあ合流するときまでなにしようかな、自主トレとか?」
リスタ「怒られるぞ」
零「うそうそ、起き抜けでそんなことしないよ。そうだ、俺のグローブだいぶボロくなったし見に行こう。」
リスタ「その他の用品も見ておいた方がいいなだいぶガタが来てるぞ」
・・・スポーツショップ
零「んー、やっぱ高いね」
リスタ「まぁ子どもに買えるものではないだろう。」
零「そだね、今度ノーヴェ姉さんに頼もう。あっでもテーピング切れてるって言ってよな。これくらいなら買えるよ」
そういって手を伸ばす、その時
ガシッ
零「ん?」
?「あっ」
零と同じ商品を掴んだ少女がいた。
・・・
零「えっとどうぞ」
テーピングを差し出す零
?「い、いえ、私は他のものでも大丈夫なのでどうぞ」
零「いやいや貴女の方が早かったですし・・・っ!」
少女の顔を見ると見覚えのある髪だった。
零「(なんていうんだっけ?確か壁銀・・・この色って)「あの?」!はい!」
?「だ、大丈夫ですか?」
零「大丈夫です!えと、なにかスポーツをやってるんですか?」
?「は、はい。格闘技を少々」
零「!!、そうなんですか?年が近い人で格闘技やってる人って近くにあんまりいなくて・・・俺、ナカジマ零っていいます。」
?「は、はいアインハルト・ストラトスと申します。」
零「アインハルトさんですか、またどこかであったら格闘家同士仲良くしてくださいね。それじゃ!」
アインハルト「あっ!」
少女、アインハルトの持っていた籠にテーピングを投げ入れて走り去る。
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