第六章 なぜ少年は戦えるのか?

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零「はぁ、はぁ・・・」 少し早かったが集合場所に走ってきた零 リスタ「どうしたんだ零、なにを慌てて出てきたんだ?」 零「さっきの人、アインハルトさんの髪、壁銀だっただろ?」 リスタ「あぁそうだったな」 零「あの傷害事件の容疑者と同じだった」 リスタ「!確かにそうだが、まさか彼女が?」 零「分かんない・・・けどあんな髪色中々いないし。けど背丈は違うから本人ではないかな。家族、例えば妹とか」 リスタ「いや、背丈なら変身魔法を使えば誤魔化せるぞ。どうする?ギンガに伝えるか?」 零「んーん、俺の勝手な推測だし。迷惑かけるかもだし・・・まぁ話すくらいはしてもいいかな?」 リスタ「そうだな「零くーん!」!」 話し合いをしていた二人のもとに コロナ「もう来てたんだ」 リオ「零君久しぶり、今日からよろしくね」 零「コロナ、リオ、俺も今来たところなんだ」 リオ「汗かいてるけどどうしたの?走ってきたの?」 零「そんなところ」 コロナ「もう、またコーチに怒られるよ?こっち向いて」 零「へ?」 コロナはハンカチで零の額の汗を拭き始める。 零「わっ?ちょ!コロナなにを!?」 コロナ「?汗をちゃんと拭かないと冷えて風邪引いちゃうから・・・」 零「で、でもハンカチ汚れるから」 コロナ「タオルも持ってきてるし、大丈夫だよ?」 零「そ、そうじゃなくて~」 リオ「わぁ~いつものイチャイチャがはじまったー」
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