9人が本棚に入れています
本棚に追加
零「(あぁ、そうだ・・・俺を想ってくれてた人達は皆言ってくれてたんだ)」
『ばあちゃんは零が生まれてくれて嬉しかったよ』
幼き日に覚えている祖母も
『私は零君に会えて良かったですよ。零君が生きててくれてよかったです。』
不安だった頃を支えてくれた園長も
そして今
『生きててほしい!』
自分を想ってくれる家族も
零「(皆、皆俺に想ってくれてた・・・愛をくれてた)」
感じる、あの日分からなかったことも今なら分かる。
リスタ「零」
零「リスタ?」
リスタ「私は零がいないと生まれなかった、生まれなかったら零と友達にはなれなかった。だから零がいてくれて嬉しい。きっとヴィヴィオやコロナもそう思っている。」
零「・・・うん」
自分を守ってくれた、想ってくれた母、祖母、園長、家族、友達・・・色んな人から自分は愛されていたことが分かる、だから
零「皆ありがとう・・・もうクヨクヨするのは止めるよ。・・・ううんクヨクヨしてもその時は皆に助けてって言うよ」
「ちゃんと皆が大好きな俺で・・・ナカジマ零でいるよ!」
その人達に恥じぬよう胸を張って生きたい、そう思った。
いつもの笑顔に戻った零
ウェンディ「っ~零!」
零「わわっ!?」
ウェンディに抱き締められる
ウェンディ「零のおバカー!!心配したっスー!!!」
零「ご、ごめんなさい」
ディエチ「ほら、ウェンディ落ち着いて。今からすることあるでしょ?」
ウェンディ「うん・・・少し過ぎちゃったけど、今からでも遅くない!ノーヴェ!」
ノーヴェ「分かってるよ、ほら零立て・・・ちょっと出るぞ」
零「え?」
最初のコメントを投稿しよう!