第六章 なぜ少年は戦えるのか?

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キーンコーンカーンコーン♪ 零「さて、お待ちかねの放課後だ」 リスタ「お待ちかね?今日は始業式だけだっただろう?」 零「あーいうの苦手でさ、今日は思い切り体を動かしたい気分なんだよ」 リスタ「それでは自主練習だな」 零「おう、流石リスタ分かってる」 ・・・公共魔法練習場 零「シャドーから始めようかな」 リスタ「ノーヴェがいないのでは本格的な練習はできないからな」 零「ノーヴェ姉さん厳しいもんな・・・よし」 キィィン! 両腕を硬質化してシャドーボクシングを始める。 数分後 零「はっ!せいや!!「零メールが来た、ヴィヴィオからだ」ヴィヴィオから?」 合宿以来、ヴィヴィオとコロナを含めた練習に参加してきた零、二人とはかなり親しくなっていた。 零「無事四年生になれました、って報告を俺にもくれるのね。あ、写真ついてる」 添付された写真にはヴィヴィオ、コロナ、そして二人と同じ学園で友達のリオの三人が写っていた。 零「そういえば次の練習からリオも一緒だよな。楽しみだ」 リスタ「負けないように頑張らないとな」 零「おう!もうちょいやったら終わりにしようかな。今日の晩御飯は鍋だって言ってたし、楽しみだな」 リスタ「お前は鍋好きだな」 零「初めて家族で食べたご飯だからかな」 それから少し練習して、帰宅 ・・・午後5時半ナカジマ家 零「ただいま!」 ウェンディ「おかえりっスー!」 ダキッ! 零「むがっ!」 ウェンディ「それから四年生に進級おめでとうっスー!」 零「ありがとー」 リスタ「昔は恥ずかしがっていたのに・・・もう平気なんだな」 零「慣れかな?」
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