後悔

12/35
前へ
/35ページ
次へ
――おふ。 「起きてたんですか」 てっきり寝てるものばかりだと。って驚いてのけ反る 「そんなデカい声で呟いたら嫌でも聞こえる」 「え。そんなおっきくなかったはずですけど」 あ、なんかこれ デジャヴ。 窓際から入ってくる光がまぶしいのか、目を細めた出野部長は目を閉じた なんか、言って下さいよ 「不毛じゃないですか」 「いいんじゃないのか」 出野部長は私の言いたいことがわかるのか、 わかってる、んだろうな。この口調は。
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4889人が本棚に入れています
本棚に追加