第1章 母
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母に、帝や弘機殿の女御に意見するだけの勇気があったならば、状況は変わっていたのかもしれない。 帝の寵愛を受けるが故に、他の妃達から受ける嫉妬や妬みの炎を、『負け犬の遠吠え』と、意に返さない鼻っ柱の強さがあれば、母は命を失う事はなかったかもしれない。 だが、後宮の闇の中で生き抜いていくには母・桐壺の更衣はあまりに汚れを知らず、愚かな程、純粋であった。
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