第3章 藤壺
26/51
読書設定
目次
前へ
/
214ページ
次へ
後宮の妃達は、私の母を憎んだと同じ位、私を愛した。 あの弘機殿の女御でさえ、幼い頃の私にはそれなりに優しくしてくれたのだ。 流石に他の妃達のように、撫でたり抱き締めたりはなかったが、直接、菓子を下さったり、一の皇子と遊んでいる際に、優しい言葉をかけて下さったりした事はあった。
/
214ページ
最初のコメントを投稿しよう!
57人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
176(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!