苦いキスと甘い時間

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キッチンで洗い物を始めた都子さん。 私は再び1人になり、仕方がないから2階の自分の部屋へと戻っていった。 私の部屋へ行くには、隣り合っている望都君の部屋の前を通らなくてはならない。 2階の廊下の照明は消えていて、在室している望都君の部屋から漏れる明かりだけが視界を点していた。 わずかに開いていたドアの隙間。 特別覗くつもりはなかったが、どんな人が遊びに来ているのかが気になって・・・。
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