苦いキスと甘い時間

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権が大学のある北見に住んでいても、地元からは1時間もあれば会いに行けた。 しかし今はそうじゃない。 限られたわずかな時間を精一杯満喫したいと思う。 だから明日と明後日は、存分にデートを楽しむつもりでいた。 「あっ、もうこんな時間!」 もうすぐ時刻は19時になろうとしている。 そろそろ都子さんが夕飯を用意してくれているはず。 私は部屋を出て1階のダイニングへと向かった。
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