第1章

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「あんたの気持はわかる。言いたいこともわかる。ただ、犯罪にかかわりたくない。」 「そうしないと生きていけないんだよ。俺らみたいなのは!」 でっかいデディベアがでてきて俺たちのほうへ攻撃しようとしている。 筒井さんの例の猫で押さえてあるがどう考えても、何分も持たない。 俺は、火の玉を持ちながら、デディベアの近くに行って、 「燃えろ!」 デディベアに、大きくなった火の玉が攻撃し、デディベアは、燃えた。 「くそっ、撤収か・・・。」 そう言い彼は、去って行った。 火は自然に消せたようだ。 「車が炎上しちゃったから、しょうがないので、歩いてはいりましょう。」 「了解。」 「早坂君は、得Aクラスですね。」 と筒井さんは言った。 「得A?」そう聞きかえすと「のちに分かりますよ」と言われた。 森のような所に僕らはそのまま衝突せずにすっと入っていった。 そして見えたのは、学校のような施設だった。 グラウンドに入ると広くて、施設までが小さめに見える。 筒井さんと済木さんは何か腕に腕輪みたいな機械を持っていて、細田さんが持ってるバーコードを読み取る機械みたいなのを、その腕輪に当てていた。 大分歩いてやっと建物の所についた。 「部屋を案内するわ、ついてきて」 そう細田沙穂が言った。
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