第1章

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なぜあの部屋だけ、2つもベットがあったのだろう・・・俺は疑問に思った。 「あ、そうだった。部屋に入るとき、出るとき、部屋の入口にあるバーコードに腕輪かざしてね。あとはトイレとシャワーが右側にあるわ。でも大衆浴場も完備してあるから、そちらで入ってもいいのよ。あとは自分で決めてね。これここの寮の説明書。」 と言い何枚かで束ねてある冊子をもらった。 「あとこれは、ポイントカタログ。ポイントが貯まったら好きな物注文できるわよ。」 さらに大量の枚数で束ねてある、カタログを渡された。 「重ッ」 一度部屋の中に入り、机の上にカタログと寮の説明書を置いた。 間宮先生はこれを平気な顔で持ってきたのか、すごい力の持ち主である。 「そういえば細田さんから、夜の特Aの仕事を経験してみないかって伝言があって、もし経験するなら、夜の9時迎えに来るけどって言ってたけどどうする?」 特Aの経験、広瀬が言ってた夜に沢山怪物が出るって奴か・・。純粋に興味は あった。 「参加します。よろしくお願いします。」 「じゃあ、9時にまた呼びに来るように細田さんに言っておくからね」 「はい。わかりました、ありがとうございます。」
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