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俺は心地よい一人部屋でぐっすり眠ったみたいだ。
丁度9時、細田さんのインターホンで起きた。
「早坂君、起きてる?」
布団からでて、ドアを開けると細田さんがいた。
「早坂君、準備はいい?いいなら行くわよ。」
「はい」
自分の部屋から出て、校舎の方まで歩いて、階段を上り、屋上の入口についたようだ。
沙穂さんは屋上の鍵のようなものを出して、ドアの鍵穴にそれを差し込む。
そして、屋上のドアが開けられた。
夜なのに明るい。化物が光を出して、まるでパレードのように綺麗に輝く。
一つ一つが明るく光り、まるでハロウィンの日にでもなったかのようだ。
「すげーー」
俺はおもいっきり大きな声ではしゃいだ。
「上からみる怪物は綺麗でしょう。」
筒井さんがこっちを見ながら言った。
どうやら俺のほかには、筒井さんと日野と由良さんの3人だけらしい。
「4人ともこのバーコードに腕輪をかざして」
「はい」と俺は返事した。
「ういっす」由良さんはこう言った。
「・・・。」日野は何も言わなかった。
「はーい」筒井さんはそう言った。
バーコードにかざすと、ピピっと言うような音が聞こえた。
4人ともバーコードにかざしてこれから夜の任務をする。
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