第1章

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音楽室に近づくにつれて大きな音になっていく。  音楽室のドアからチラ見したら、斉木亜紀さんだった。 亜紀さんに見つからないように隠れて、音を聞いた。 腕にはめた腕輪には時計機能もついている。 そろそろ3限目が始まる・・。 やばい、教科書取りに行かなきゃいけない。 なるべく音を立てないように俺は廊下を歩き階段をくだり、職員室に向かった。 教科書は職員室にいた他の教師から貰った。 今日の教科だけにして、あとは自室においておこうと思ったのでまたもう一度部屋へ戻った。
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