第1章 策士

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「…ななさんってスゴいねぇ」 「あぁ…」 「この写真してるぽいね …キス!」 「でもキラがするとは思えない…」 (でもな~キラちん酔うとキス魔になるからなぁ) 「でもさ…これ自撮りよねぇ?」 「「うん!…」」 「どうなちゃうのかしら日向君…」 「叔父さん怒ってるみたいだしね~…」 「別れちゃうのかしら?」 (別れる?…チャンス!) 「いやっ辞めさせられるかも…」 「え~… ダメだよそんなの!」 *ガシッ!…* 「落ち着け!」 「そうよ智ちゃん!」 「お前が行っても事態が大きくなるだけだ!」 「なんだよ二人とも… 俺をトラブルメーカーみたいに!」 「実際そうだろ?」 「そうね」 「なっ!…」 (なんだよトラブルメーカーはキラちんだろ?… 俺じゃない~) 『…大丈夫か?』 「うん!…」 『こうなったら日向が妊娠したって言ってみるか?』 「ちょっとふざけないでよ!」 『冗談だよ…』 「なんでこんな時に冗談とか言えんの…バカなの?」 『ばかじゃねーし… そもそもお前が宮野塚ななと二人っきりで飲んだりするから悪り~だろ?…』 「ゴメン…」 『そんなにアイツと離れたくないか?』 (Kiraさん!?…) 「自分とだよ?」 『それ本心か!?』 「うん…」
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