3692人が本棚に入れています
本棚に追加
/246ページ
♪♪♪~
コンビニから帰ってきてからは特に何もやることがなく、エアコンをガンガンかけながらベッドにゴロンと横になっていた。
そんなときに鳴り響いた着信音。
翔太だ──
「もしもし?」
“悠亜?”
「うん、どうしたの?」
昨夜は翔太の部屋に泊まろうと思ったけれど、朝から部活の打ち合わせがあるとかなんとかで、結局アパートに帰ってきたんだ。
もう、その打ち合わせとやらは終わったのかな。
“今から行ってもいい?”
「今から?」
“明日から遠征だしさ、充電も兼ねて悠亜に会いてぇんだ”
明け方まで一緒にいたのに、また会いたいと言ってくれることはほんとに嬉しい。
「ふふ、いいよ。待ってる」
最初のコメントを投稿しよう!