第1章

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目覚める 周りは草木が生え心地よい風が吹く 「ここは何処だ…?」 独り言、誰もいないと思っていた 「起きたか?ここは魔の森」 透き通るような声が響く 起き上がると目の前に白のドラゴンがいた そこに当たり前のようにいる ここではごく普通の在り来たりのことなのかもしれない 「ドラゴン…?」 思わず声が漏れる 「しまった…」 息をのむ 「心配しなくてもいい、とって食おうというわけではない」 安心させるような高めの声が頭に響く 目の前のドラゴンは静かに首を挙げた
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