第9章

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『危ない危ない。起こしちゃうところだった…。』 私はそっとベッドを抜けようと、布団を少しめくると、後ろから抱き留められた。 「っ!!」 「…おはよう。」 桂さんの優しい声が聞こえる。 「お、おはようございます。」 恥ずかしくて、前を向いたまま答える。
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