第1章

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クスッ 桂さんに案内されてリビングに足を踏み入れると、ブラウンとホワイトの調度品が出迎えてくれた。 『やっぱり、綺麗にしてるんだなぁ。』 きちんと掃除がされている部屋を見て、ため息。 「ん?」 私のため息が聞こえたのか、桂さんが覗きこんでくる。 「どうかした?」 「い、いえ!!あ、あの…部屋が綺麗だなぁ~って。」 慌てて答えると、 「葉月ちゃんが来るから、急いで綺麗にしたんだよ。」 と笑顔で言った。
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