初めてのペットは、シベリアンハスキー

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レバは、銀と死に別れた時、盲導犬協会から譲り受けたリタイア犬である。我が家に来た時既に12歳であった。 一年で排泄介護が必要になり、二年で死に別れた。 銀は、外で飼われていたから、排泄介護と言っても、糞尿をホースで洗い流すだけである。どうせ、糞尿まみれの牛舎である。 ところが、盲導犬のリタイア犬は、部屋飼いが条件になっている。結構きつい。 私は、ひとつ学習した。 飼い犬の排泄介護は、子犬時代に共にフリスビーを追いかけ回した思い出を共有出来る飼い主と飼い犬の間に初めて成立する。その思い出があれば、排泄介護も、最後の楽しい思い出になるが、家に来ていきなり排泄介護では、介護が苦役でしかない。 だから、今は犬を飼いたいのを我慢している。
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