第1章

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戦いに身を投じ、戦いで歳を経て、霊魂が宿った器物。 それは・・・・・・・・・・・・ 決して、和魂ではなく・・・荒ぶる神なのである。 「ああ、そろそろだよ。 あいつが目覚めるよ」 片耳稲荷と古参物は身震いをする。 きらびやかに肩章と襟章をつけた大日本帝国陸軍軍服 ・・・・軍曹がゆっくりと話し始める。 「また、議論できるとは。 光栄だな」 「光栄だって・・・はっ! お前とは話したくもないよ!」 「・・・くくく」
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