遡り

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沢渡 健に好意を向けてるのは比率で約3割、残りはタクトを応援してるもの達。 その中にはタクトに好意を向けてるものもいる、だが沢渡 健がタクトに近すぎる為近寄れない。 タクト自身が沢渡 健目当てだろうと思ってしまうからだ。 では、視点をタクトへと戻します。 ん、なんか俺の知らない所で話が進んでたような……まぁ気のせいか。 とりあえず教室行こうかね。 ガララッ タクト「はよーッス」 「おぅ神乃、おはよーさん!」 「神乃君、はよーッス!」 「神乃、また相談よろしくな!」 「うほっ、いい男」 うんうん、我がクラスは賑やかでいいな。 特に二人目の女子、君には俺からご褒美をやろう ホントは主人公ならではだが頭ポンポンしてやろう。 つか最後、阿部さん居なかった? {頭ポンポンされたよー!} {いいなぁー、あたしもあの挨拶すれば良かった} ん、さっきの女子が何やらヒソヒソしてる やっぱり俺じゃ嫌だったんだな、脇役だし…。 タクト「はぁ……」 にしても朝から疲れたな。 健「みんな離れて!」 その元凶が来たか……。
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