遡り

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健「あ、タクト待って!」 聞かずに学校へ向かおうとするとツンデレが突っ掛かってくる。 「ちょっとあんた、健が待ってって言ってるでしょ!」 またか、毎日懲りねぇな。 タクト「んぁ? あ、居たの?」 つか、始まってから喋るの初めてじゃないか? 「テメェ、さっきから居ただろうが!」 今度は元不良っ娘。 タクト「いやぁ、やっぱり七日目の決意最高だわぁ」 某世界を超えるバンドグループの曲名を発しながら付けていたイヤホンをつけ直そうとする。 作者が大好きなんだよ(笑) 「それならIMPACTも捨てがたいよぉ」 わかってんじゃねえか幼馴染み、お前とは仲良く出来そうだ。 だが一つ言わせてもらおう。 タクト「いや、それを言うなら全曲捨てがた「どうでも良いですわそんなこと、何再度付けようとしてるんですの!?」…」 どうでもいいだと、ふざけやがってこのお嬢様!! タクト「お前、あのグループをバカにすることは許さん! 良いか、あの人たちはなーーー」 5分後。 タクト「そんでもってだなぁ!」 健「た、タクト、解ったから! 遅刻しちゃうよ!」 何……マジだ、ちっまだまだ語れるんだが仕方ない。 タクト「この決着はいずれつけてやる!」 ((((((まだ語ろうとしてるの!?))))))
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