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「もう…勉強しに来てるんだよ?私…」
「わかってるって。
しょーがねーじゃねーじゃん。
こんな近くに深瀬の顔があったら、したくなっちまうって」
「……もう…」
片手で頬を抑えた。
二人で会った日は必ずするキス。
約束したわけじゃないけれど、深谷君がいつもしてくれるから、当たり前のようになってる。
でも、キスっていっても私達がしているキスはお子様なキスだ。
頬やオデコにしかしない。
唇には…まだ一回もしたことはない。
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