第34章

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親父も中に入ってて、廊下には俺と佳奈だけ。 そっと佳奈を抱き寄せチュッとキス。 「もう!」 「誰も見てないけど?」 「そういう問題じゃ…」 バタバタと足音。 「兄貴、姉貴は?」 しずなが慌てて来たらしい。 「まだだ。お袋か?」 「あぁ」 もう一人可愛らしい女の子も一緒だ。
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