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他の社員達が出勤して来て、オフィスの中はにぎやかになっていた。
「おはよう」と挨拶を交わしながら、アキは仕事の手を止めない。
今日中に作らなければならない書類があり、この書類がなかなか厄介で、時間が掛かるのだ。
それに午後からは、林とまた企画書を見なければならない。
余りにも時間が足りなさ過ぎるハードな毎日に、手を止める暇はないのだ。
午前中に八割がたの書類を作ったアキは、午後から会議室にこもって、山の様な企画書に目を通す。
「最近の社員は、なかなか斬新な発想をするな。
なかなか面白い企画が多い」
林がそんな事を言いながら、企画書に目を通していた。
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