星に願いを

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銭函海岸で准一と別れた私。 日中で交通の便が良い時間帯だった事が幸い。 私は電車に乗り、公共交通機関を使ってどうにか自宅へと辿り着く事ができた。 悶々とした思いを抱えながら日々を過ごしても、あれ以来准一からの連絡は一切ない。 気まずい思いを抱えたまま離れた。 感情に任せ准一の気持ちに向き合えなかった自分を、今となってはとても後悔している。 受け入れられなくとも、気まずくならないようちゃんと話し合うべきだった。 真琴や翔平、それに東京にいる那美の事。 私たちは5人で1つのグループだ。 誰か1人が欠けると、それだけで隙間風が入るような寂しい気持ちになってしまう。
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