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恋愛本当にタイミング
好きな人が居なかったら私は……
「うん、解った…でも諦めないから」
「え？！」
そのまま納得してくれると思ったのに返って来たのは想像してなかった答え
「本当に似てるし……もしかしたら奈々ちゃんかも知れないなぁ……って思うと諦めなようとしても中々…」
「…………」
諦められない気持ち
それを言われると胸に響く
「だから、ちょっとでも気が変わったら…」
「奈々は渡さない」
「……っ……！」
私と蛍人さんの話をちゃんと聞いてたらしい京介が私をギュッと抱き締める
「誰と付き合うのは奈々ちゃんが決める事で有ってお前じゃないだろ？……奈々ちゃん、今日は引くけど何か有ったら連絡して？」
「なっ……おい、櫻井！」
『番号知ってるよね？』とわざと京介に聞こえる様に言うと蛍人さんは人だかりをかき分けて居なくなる
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