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光があるから
闇があるのか
闇があるから
光があるのか
そもそも光と闇は別なのか
宇宙は暗いと思い込んでる
実は
宇宙は光で満ち溢れてる
人の目には見えない光
見えなければ闇しかない
光が先にあったのか
闇が先にあったのか
光と闇を分けた時から
ジレンマは始まる
例えば
悪魔は天から堕ちた天使
明けの明星は宵の明星
大天使ルシフェルは
悪魔王ルシファー
そこにあるのは同じもの
光はそのなかに闇を含み
闇はそのまま光でもある
二元論が争いを生む
森羅万象すべてが
マクロで見たら点になり
ミクロで見ても点になり
光だとか闇だとか
善だとか悪だとか
人だとか獣だとか
そんな区別に意味はなく
目を閉じてしまえば
そこには自分だけが残る
自分とは何者なのか
自分を形作るものは
人や宇宙を形作るものと
何一つ変わらない
ただこの意識だけが
自分と世界を隔てるだけ
意識とは生命
目を開けば肉体に収まり
目を閉じれば無限に拡がる
自己と宇宙の構造に
違うものなど何一つない
だから
自己は宇宙であって
宇宙は自己なんだと
それが生命
人も神も仏も鬼も
何一つ変わらぬ生命
真実
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