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『どうしよう・・どうしよ・・』
下半身がムズムズする・・
尿意とは違う・・
触ったら更におかしくなってしまいそうで深呼吸をし、とにかくシャワーで頭を洗う。その間も様子がおかしい。
目をつむったまま必死に髪を洗う。
シャンプーもリンスもおえ、ボディタオルを手に取り、ボディソープで泡立てる。
身体をいつものように上から順番に洗っていく。
『はあ・・はあ・・』
何時のまにか息が荒くなっていた。
身体を洗っているだけなのに・・どうしちゃったんだ自分。
身体を洗っているから?・・いや、ちがう
先生と会ってからずっとだ・・
『せんせい・・』
小さな声で先生を呼ぶ。
身体が震える
『おしえてください・・せんせい・・』
ボクは知ってる。
知らないだけで、本当は知っちゃいけないイケない世界があるってことを・・
先生はなんでボクと同じえっちな本持ってたの?
先生はあの内容全部知ってるの?
ねえ・・先生・・
身体が熱いよ・・
恐る恐る下半身もいつものように洗う。
『っ・・』
様子がおかしいのは気のせいなんかじゃなかった・・
どうしちゃったんだ自分・・
ボディタオルを握り締めたまま曇った鏡をこすり、自分の姿を見ると顔が真っ赤になっていた。
コレは何かの病気なのか・・
ふとした時にこうなってしまう。
恐くてこわくて・・涙が浮かんできた。
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