第1話
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気がついたらそこにいた。 上も、下も、目に写るすべてがまるで色を 抜きとられたかのように真っ白な空間に俺 こと「如月 正一郎」はいた。 「何処だここは?何故俺はこんなところにい る?」 そんな言葉が口から漏れた。 「俺は確か・・・」 ─── 死んだはずだ。
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