第1話

2/3
9人が本棚に入れています
本棚に追加
/43ページ
気がついたらそこにいた。 上も、下も、目に写るすべてがまるで色を 抜きとられたかのように真っ白な空間に俺 こと「如月 正一郎」はいた。 「何処だここは?何故俺はこんなところにい る?」 そんな言葉が口から漏れた。 「俺は確か・・・」    ─── 死んだはずだ。 
/43ページ

最初のコメントを投稿しよう!