第1章

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4月15日 今日は入学式だ…。 世界でトップ10にはいる嫌らしい行事だ ←これはあくまでも私の世界の中での統計なのであまり触れないで欲しい…。 何故入学式が嫌いか? よく聞いてくれました‼ 何故なら私は人々の下らない会話やひそひそ話を聞いたり・聞こえたりするのが大嫌いだからだ…。 だってウザくね? どーでもよい話をペチャペチャガムを噛んでるかのようにクチャクチャと…。 しかもそれを先頭で聞く気持ち…良ければ考えて欲しいと思う。 正直クソうるさい 死ねばいいと思う。 しかもだ後ろからだけじゃなく前からも汚いハゲ面のお偉いさんの声まで聞こえる…。 だから私は入学式が嫌いなのだ しかし嫌いじゃない事が1つだけある‼ それは… 新入生代表挨拶だ。 成績優秀者が全校生徒の前で喋るのだ…。 堪らなく気持ちがいい(笑 同学年の奴の尊敬の眼差し 先輩方のお褒めの拍手 何度体験してもこれは素晴らしいことだ。 そしていよいよその時が来た ハゲ面が口を開く… いよいよといった緊張が込み上げてくる。 しかし… 呼ばれたのは私の名前ではなかった…。 「新入生代表挨拶 1年1組 味志 優香」 そう呼ばれると私の隣に座っていた奴が颯爽と立った。
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