第二話 とある兄と神様と

3/6

153人が本棚に入れています
本棚に追加
/49ページ
「の……能力ですね…能力は幻想闘技(イリュージョンアーツ)と太陽神の誓約書(ギアス・オブザ・サン)をお渡ししますです」 「幻想闘技って?聞いた事ないんだが?」 「幻想闘技とは御崎さんが知識で持っている戦いの技を使う事ができる術なのです 知っているだけで、憶えていなくてもかまわないです!」 「知ってるだけって……よくわからんのだが…」 「そうですね、じゃ今から人型ゴーレムを出しますので戦っていてください、幻想闘技の力はもう与えているです!」 「いきなりか!?」 良平があたふたしていると、目の前にムキムキの筋肉マッスルな男(以降筋肉男)が現れた 「これ……ゴーレム違う……ムッキムキやん…」 「いえいえ、フッレシュゴーレムです!!」 「オフ…・マジカ………」 筋肉男は胸筋をピクピクさせながら良平に近づいてくる 「こ…怖ぇ……」 良平が怯えるのも気にせず、筋肉男はその豪腕を振りかぶり良平に叩きつけようとした 一瞬にして良平の思考が止まる 「へ?」
/49ページ

最初のコメントを投稿しよう!

153人が本棚に入れています
本棚に追加