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「さて、武流、さっき話し通り俺達は今異世界に居る……
まずはこの宝玉をダンジョンコアに押し付けてくれ」
そう言って良平は武流に宝玉を手渡した
「うん、わかった……でもダンジョンコア、痛くない?」
「痛くない……と、思うぞ?………たぶん」
武流は少しびくびくしながらも、ダンジョンコアに受け取った宝玉を押し付ける
すると、何の抵抗も無しに宝玉はダンジョンコアに吸い込まれていった……
(ダンジョンコアに異物の進入を確認!確認!駆除開始……
駆除…………
駆除…………
コアに新しい目的を確認……
コアの修正開始……
コアのバージョンアップを確認…………
アップデートを開始します………
アップデート…………完了しました…
再起動します)
その言葉と同時に、室内は真っ暗になり、何もない空間となっていた……
「良にぃ、だいじょうぶかな?」
「アポロンが渡してくれたもんだ……大丈夫さ」
そう言いつつも、結構ドキドキの良平であった
「再起動」
何処かしらから、男性の声がきこえた
その瞬間、何もない空間は一気に広がり、特撮にでてくる指令室のような部屋に様変わりしていた
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