153人が本棚に入れています
本棚に追加
/49ページ
ダンジョン生活二日目、武流はもぞもぞとベッドの上で安眠を貪っていた
一方その頃、良平はと言うと………
何故かヴィーに踏まれて光悦の表情を浮かべていた………
「これが……魅了(チャーム)のスキルよ……
って、聞いてないわね……」
ハァハァと荒い息を吐きながら悦に入った表情…
どう見ても変態、もしくは異常者にしか見えなかった
「はぁ……鬱陶しいわ………ね!!」
蹴りを入れられてもこの表情……
もう手遅れかもしれないが、ヴィーは良平にかけた魅了を解いたのだった
「ぅ……
痛ってて…」
「あら、結構意識はしっかりしているわね」
「参った……
これがスキルってヤツなんだな……
まだ頭がぼうっとしてるぜ」
良平はまだ意識がはっきりしないのか、軽く頭を振っている
「まぁ、私のスキル、魅了(チャーム)は、あのマーリンさえも陥落した力だからこの程度で済んでよかったわね」
「ふぅ……
やっと頭がハッキリしてきたわ
俺の幻想闘技(イリュージョンアーツ)や太陽神の誓約書(ギアス・オブ・ザ・サン)もスキルになるのかな??」
「そうね、恐らくスキルになるはずよ、スキルにはアクティブとパッシブがあるから知っておいてね」
そうこう良平とヴィーがスキルについて話していると、少し騒がしかったのか武流が部屋からでてきたのであった
最初のコメントを投稿しよう!