第一話 とある子供と迷宮と

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「そか、アポロンが言ってた通りだな…… ……衝撃がでかすぎて人生終わっちまったぜ!!」 「えっと、おにいちゃんは?」 ボクはオドオドしながらその人に問い掛けた 「俺は御崎良平、武流……お前のお兄ちゃんだ!!!」 ビシっと何かのポーズをしながら、自慢げに話す良平と言うお兄ちゃん… 何故かカッコいいと思ってしまったんだ……ボク 「さてっと、武流良いかい、今から言う事をよく聞くんだよ」 笑いながらボクに問い掛ける良ニィ……… あれ?なんで良ニィなんだろ?そう思いながらボクはうなずいた 「まずはこれを飲んでくれ」 そう言って小さなアメみたいな玉をボクに渡してくれた ゆっくりと口に運ぶ……… 「甘くておいひぃぃ……」 とっても甘くておいしかった…… これもっと欲しいなぁ…… そう思っていたら、お兄ちゃんがグハッ!!て口で言いながら鼻血をいっぱい出していた……大丈夫かなぁ?
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