153人が本棚に入れています
本棚に追加
/49ページ
「武流……今からいくつか質問するぞ?」
「うん」
口の中でコロコロと飴玉を事がしながら返事をする
「お名前なんですか?」
「ボクの名前は御崎武流です」
あれ!?さっきは思い出せなかったのに!!
良ニィは笑顔で質問を続けてくる
「何才ですか?」
「11歳です!!」
自分の歳も!!
「俺はだ~れだ?」
「良ニィ!!」
そう言って思いっきり飛びついた
良ニィも笑顔で受け止めてくれた
「ボク、思い出した!!お父さんもお母さんも良ニィも!!」
「おぅ!!俺は良ニィだぞ!!」
それからしばらく、良ニィはボクにあった出来事を話してくれた
居なくなった事、お父さん、お母さんの事、そして今の状況の事
そしてこれからやるべき事も……
(ワタシ……空気……です…)
最初のコメントを投稿しよう!