第35章

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「フギャーフギャー」 産声が室内に響いた。 『生まれましたよ。元気な男の子です』 「「生まれた」」 俺と佳奈が被った。 『お父さん、ここを切って下さい』 「えっ?」 そう佳奈とを繋ぐ臍帯。 震える手でブチッと切り離した。 赤ちゃんは産湯にいった。
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