ライバル宣言

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「つーか、お前ら・・・。 なんでこういうタイミングでここに来ちゃうかなぁ・・・?」 続木は気まずそうに頭を掻き、大林先輩は誤魔化すかのようにトレーニングへと戻っていく。 どうやらこの2人のマネージャーは、この部のなかでそこそこの権力を持っているらしい。 「ははっ・・・、何それ? せっかくたまには面倒見てやろうと思って来たのにさ。 ねぇ、真央?」 続木とやり合っているのは、先日私の事を睨んでいたあの“佳乃”という子。 そして今日も彼女と一緒にいるのが、あの日“佳乃”と名前を呼んだもう1人の女の子・・・。
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