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「部長は俺と同じ投擲競技の選手。
全道トップクラスの成績保持者で根っからのハンマーおたく!!
部を引退した今もここでトレーニングをしているのは、インターハイが終わってやることがないからッ・・・ブフッ!!」
「調子に乗んな!!」
大林先輩は多弁に茶化す続木の頭を太い腕で引き寄せ、彼を黙らせた後、再びニッコリと笑みを浮かべた。
「まぁ、祥太郎の言ってる事は事実なんだが・・・。
それはさておき、君はたしか、あのノン様とかいう1年坊主の家に同居してるんだっけ?」
「あ・・・、はい。」
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