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「さぁ、此方へくるのだ」
『嫌だっ!
お父さん!!
お母さん!!
お兄ちゃん!!』
「この苦痛に堪え忍んだら、家族の元へ返してやるよ」
『本当?』
「あぁ、だからもう少し頑張れるかい?」
『うん…』
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少女が目を覚ます。
先程までの見ていたのは、夢であった。
『【また…
あの夢…】』
少女は、ベッドから降り窓から外に見える月を見つめた。
『【あの時もこんな月だったな…】』
少女の名はアキラ。
黒の教団のエクソシストの一人。
月を眺めていた、その時…
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