第1章

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オーム… それは、蟲の中の蟲… 蟲の王と言っても過言ではない… そんな、オームを私は飼いたい。 まずは場所。 自分の家の駐車場。 が、しかし! オームはペジテ市の象徴であるセンタードームとやらを食い破るほどの威力… おそらく、車うんぬんのサイズではないと見た。 駐車場には収まらない! たとえ、一月5000円で借りているもう一ヶ所の駐車場をすべて借りたとしてもオームには小さい… それに、近所迷惑になってしまう。 つまりは、金にモノを言わして土地を買うしかない。 つい最近マイケル・ジャクソンのネバーランドが売りに出されたよね。 それはチャンスだね! きっとオームものびのびできるはずさ。 土地の確保は完了したとする。 しかし、ここら辺まで考えて私は重要なことに気付いてしまうわけ… そもそも、オームの存在理由から考えたら、飼い始めたその場所例えば、ネバーランドね。 オームは世界を清浄の地へと導こうとしてる訳。 つまりネバーランドから腐海が広がって行って、地球全てが腐海に飲まれちゃうわけね。大海しょうって奴。 イコール…
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