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声を荒げた。
バタンッ
帝は、部屋に閉じ籠ってしまった。
「おい、帝!」
ドンッ ドンッ
「帰って!」
「どうしたんだよ!?」
「あんた、なんて…」
「帝…?」
「…っお前なんて大嫌いだ!!どっか行ってよ!!!!」
初めてだった。帝がこんなに声を荒げたのも。
俺の事をお前といったのも。
大嫌いだといったのも。
だけど、気の聞いた一言でも言えばよかったのか…
話し合えばよかったのか
だけど俺にはできなかった。
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