act.5 狂宴

28/36
300人が本棚に入れています
本棚に追加
/36ページ
「やっぱり……ね」 寒波のその笑顔は――子供の無邪気な残酷さを彷彿させ、背中が寒くなる。 「貴女……こういう刺激に弱いみたいだね……」 言いながら、ツツと人差し指を脇腹に滑らせる。 「やぁ!!」 ビクリと身体が仰け反る。 寒波がクスクスと笑いながら、更に指を増やし、胸の下で蠢かせた。 「いや!! それ……やめて!!」 たまらず叫ぶ。 「ああ……。本当に良い声だ……。もっともっと聞かせてください……」 「そうですね……」と続けながら。 「例えば、こんなのはどうかな?」
/36ページ

最初のコメントを投稿しよう!