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なんとか家も借りる事が出来て
平凡だけどそれなりに幸せに
暮らしてた、だけど。
大阪に引っ越してきてしばらくするとわたしの知らない派手な格好をしたおばさんが度々家に来るようになった。
そのとき小さいながらわたしは察したパパはこのおばさんのことがすきなんだなって。
この人のために一生懸命になっただけでわたしのためなんかじゃなかったんだって。
悲しくて嫌で辛くて今まで溜め込んできた気持ちが込み上げてきて家を飛び出した。
パパはきっとわたしを
追いかけてきてくれるって思ってた。
なのに何時間経っても
パパは追いかけてきてくれなかった。
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